2006年6月14日水曜日

グーグル地球 四ベータ

Google Press Center: Press Release.

Google Announces Major Imagery Update For Google Earth, New Tools And Innovations in Mapping


MOUNTAIN VIEW, Calif. - June 12, 2006 – Google Inc. (NASDAQ: GOOG) today announced a series of updates to the company's mapping product suite, further illustrating Google’s commitment to creating powerful tools for sharing geographic information. Announced live at Google's first Geo Developer Day, these innovations both connect users to information about the world around them, as well as address the growing needs of the developer community.


"We are excited to celebrate the one year anniversary of Google Earth and the Google Maps API with new technologies for these products," said John Hanke, director, Google Earth and Maps. "In the past year, we have had more than 100 million unique Google Earth downloads and have enabled over 30,000 websites to create mash-ups combining their own geographic data with the Google Maps API. The enthusiasm of the geo-developer community encourages us that these geo-based tools are connecting users to information in new and innovative ways."


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 今日はネット上のあちこちで話題になっている、Google Earthの最新版公開。試しにデスクトップに入れてみて、インターフェースは悪くないが少し重いかもしれない。PCスペックの要求も高め。


 ちょうど2週間ほど前、Goole Maps API担当のSteffen Meschkat氏がセンターに来て軽い講演をした時、個人的に聞いたのだがMapsとEarthは部屋も近いしお互いに技術交換できる環境にあり、コラボレーションにも積極的に進めていくとのことだった。このプレスリリースはまさにそういうことなのだろう。自分が言うのもおこがましいが、お互いそれぞれの特徴を生かして、これからも面白さ(と使いやすさ)を深めていってほしいと願う。

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2006年6月12日月曜日

電子論文アーカイブにっぽんいち

日本最大の電子論文アーカイブ、NIIが公開.

国立情報学研究所と大学図書館が共同でSpringerとオックスフォード大出版局の電子アーカイブを導入し、公開を始めた。合計約610万の論文を電子化した国内最大のアーカイブに。



2006年06月02日 20時55分 更新


国立情報学研究所(NII)は6月2日、世界の主要な学術雑誌約1000誌・約280万論文の電子アーカイブを国公私立大学の図書館と共同で導入し、公開を始めた。従来のアーカイブと合わせ、約610万論文をネットワーク上で閲覧できる国内最大のアーカイブだとしている。


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(ITmedia News)

プレスリリース(NII)
http://www.nii.ac.jp/news_jp/2006/06/610.shtml


・・・でも大学の図書館サイトにはまだ項目が無い?

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tenure track ついに

asahi.com:研究者昇進「ガラス張り」に 9大学

 東京工業大や京都大など9大学は今年度、研究者の昇進をより実力本位に改めるため、一部に新しい昇進審査制度「テニュアトラック」を導入する。選ばれた若手研究者が独立して研究を続け、一定期間の後に、研究業績に基づく昇進審査を受ける。合格すれば教授や准教授としての終身在職権(テニュア)が与えられる仕組みだ。文部科学省が各大学に3億円ずつを5年間助成する。


 導入するのは、ほかに、東北、東京医科歯科、東京農工、名古屋、大阪、北陸先端科学技術大学院、九州の各大学。


 従来の人事制度では、研究室に所属した研究者の昇進は、研究室の教授の意向に大きく左右された。研究室に所属せず、任期付きポストで研究する人も増えてきたが、任期終了時点で希望する空きポストがなければ、再就職先を自分で探さなければならない問題が指摘されていた。


 テニュアトラックは、一定の評価が得られれば、確実に昇進できるのが特徴。人事の透明性を高め、研究意欲を支えると期待されている。


 標準モデルでは、博士号を取得した30歳前後の若手研究者を対象に大学が10~20人を選抜し、1000万円ほどの資金を支給して自分の研究室と専任スタッフを持たせる。以後、年1000万円ほどの研究費を5年間支給したうえで、昇進審査をする。審査に際しては大学や学部が学外委員も含めた審査委員会を設けるなどして、透明性を確保する。


 今年度の助成対象は計約100人分で、教授などへの昇進倍率は大学により違い1~4倍。年1万5000人いる博士号取得者のほんの一部だが、文科省は来年度以降、順次拡大する方針だ。テニュアを得られなかった研究者は、自ら研究ポストを探すことになる。


 テニュアトラックは米国ではほとんどの大学や研究機関で導入されている。終了時のテニュア獲得倍率は2~10倍と厳しいが、審査基準は明確とされる。総合科学技術会議は、第3期科学技術基本計画の中で、この制度を国内で定着させる方針を示した。


(asahi.com)

まだまだキビシイ感。

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